獣医のA先生
前回のブログで、動物病院時代を思い出しながら書いていたら、獣医のA先生のことを思い出した。
今も強烈に残っているエピソード。
A先生、頭も良くて超イケメンだったけど、おっとりマイペースが過ぎるタイプ。
しっかりしてそうなのに、少し抜けたところもあってそこもまたギャップがあり、女性スタッフからの人気もある人だった。
A先生とコーギーの採血を2人ですることになり。
私が保定、先生が注射。
そのコーギーちゃん、まぁ動くは暴れるはで興奮して、思わずめーっちゃ臭いおならを発射!!
私「もー!こらこら、おならしたなー!笑」
A先生「あ、ごめんごめん」
私「え?」
A先生「おならしたの僕なんだよ、ごめんね」
しれっとした表情。
私「…笑笑。え?まぢで。言わんでええやん。コーギーちゃんのせいでええやん 笑」←先生に思わずタメ口。
笑いすぎて、うまく呼吸ができない。
いや、ちゃんと呼吸をしたら先生の何かを吸い込んでしまう笑
クン死しそうな位のにほい。
先生の胃腸はどうなっている?大丈夫だろうか?
とりあえず笑いが収まるまで保定は出来ない。
しばらく待ってもらう。
その間にも顔色1つ変えないA先生。
なんやこの人、おもろ…笑
自分の中だけで温めておくのはもったいない話だ。
そんなこんなのコーギーちゃん事件を、最低かもしれないと思いながら女性スタッフ達に報告。
「もー、A先生最高やん。」
ノリノリで聞いてくれた女性スタッフ達からの先生に対する評判はさらに上がったようだった。
A先生。
コーギーちゃん事件は私の中では、忘れられない思い出になっています。
嘘がつけなくて不器用な先生はカッコ悪いけど素敵でした。
どうかお元気ですように 笑